仏間の採寸
一昔前までは、半間とは横幅90㎝・一間とは横幅180㎝という様に、どこのお宅も大体同じ大きさで造られていましたが、最近では様々な建築工法が生まれ半間といっても横幅70㎝~75㎝以下のお仏間も珍しくなくなりました。高さ・奥行きにも同じ事が言えます。そこでお仏間の採寸を正確にして頂く事が大切になります。ご自宅のお仏間はどの位のサイズなのか?それを正確に把握することがお仏壇選びの第一歩です。
- 天井までの高さ -
お仏壇を置く面から、天井までを測ります。通常はそれほど重要ではありませんが、押し入れを改造して作られたお仏間であったり上部に収納式の空調や配管ダクト等があられる場合は注意が必要です。
- カモイまで高さ -
お仏壇を置く面から、カモイ(ナゲシ)までを測ります。三大計測ポイントの一つで安置したお仏壇の見た目の美しさを大きく左右します。
また奥行きの十分ではないお仏間の場合はとても重要なポイントとなります。
- 横幅 -
通常は最前部の柱から柱までの長さを計測します。三大計測ポイントの一つでお仏壇の大きさ(号数)を決める重要なポイントになります。
床柱が円形の場合や奥行きが十分にある場合は、最前部だけではなく最後部も計測しておくことでより信頼性が増します。
- 奥行き -
通常は奥の壁からではなく、下部のサン木から最前部までを計測します。仏間障子を開閉してご供養をしたいという方は仏間障子の止め金具までの長さを計測しておけば支障なく開閉出来るお仏壇をご案内する事ができます。
- カモイからの奥行き -
通常は一旦壁からカモイまでの奥行きを計測し、奥壁下部のサン木の厚み分(通常1㎝から2㎝程度)を引いた長さになります。
三大計測ポイントの一つで、カモイ奥にお仏壇の上部を入れ込んで安置する時に重要になります。
※「リビング」・「棚の上」に仏壇を配置する場合には、基本的には仏壇を置くことの出来る有効範囲、横幅と奥行きの採寸が必要となります。
簡単なお仏間採寸表を印刷できます。
寸法を記入してご来店の際にご持参して頂ければ、お仏間にピッタリのお仏壇をご案内いたします。